~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

大人が読む児童書「くまの子ウーフ」2 イヤな子とどう付き合っていくか?永遠の命題

イヤミな子と、どう付き合っていくか。

大人が読む児童書「くまの子ウーフ」1 反応が鈍くてトロいからって、傷付いていないわけじゃない

1話目の題名が「さかなにはなぜしたがない」子供しか思いつかない疑問です。

今日の一冊「おそばのくきはなぜあかい」 極限まで考え尽くされたシンプルな文章の美しさ

昔話や民話は、ネットで読めるというかたが、けっこういらっしゃるのですが、やっぱりぜんぜん違います。

大人が読む児童書「ムギと王さま」4 支配もせず、支配もされず、所有せず、所有されず。

「パニュキス」はどこか特別な物語です。

大人が読む児童書「ムギと王さま」3 時間のむだはカネのむだ。その価値観を覆したのは、たった一つの笑顔とことば

おれの時間をむだにするやつは、おれの金をむだにする

大人が読む児童書「ムギと王さま」2 ツンがなくデレもない。媚びてないのでもなくサバサバでもない属性とは。

西ノ森の王女とは。そこで見たもの、かつて失われた、素晴らしいものとは───。

大人が読む児童書「ムギと王さま」1 理想的な読書垢にとっての環境とは

いきなりかよぉぉぉ!と思うような難易度の高さの原文です。

閑話 「マッチうりの女の子」 P丸様。ビジネス書。錯乱。そして、伝説へ…。

きっかけはP丸様でした。いったいどうしてこんなことになったのか、よくわからないんです。ええ……。

今日の一冊「たまごからうま」 ありえないことを指す言葉、展開もありえない。

考えられないような無茶苦茶なことが次々に起きます。笑えます。

大人が読む児童書「くるみわり人形」4 読了 すべての争いのはじまり。それは……あぶら身。

児童書の古典。間違いなく名作中の名作の一冊です。

大人が読む児童書「くるみわり人形」3 クリスマスの夜に起きる、人形とねずみの大戦争

ねずみとおもちゃたちとの大戦争はすさまじい勢いです。

大人が読む児童書「くるみわり人形」2 きらびやかさの中にひそむ不可思議な仕掛け

お話とは、整合性が取れているだけでは名作にはなれないのです。

大人が読む児童書「くるみわり人形」1 マルチパンのなぞ。

その色とりどりのすばらしさ、おいしそうさ!

大人が読む児童書「やかまし村の春・夏・秋・冬」2 読了 お腹を抱えて笑ってしまう「はじめてじゃないおつかい」

すばらしい訳にめぐまれたリンドグレーンの名作です。

大人が読む児童書「やかまし村の春・夏・秋・冬」1 クリスマスからはじまる物語。のどかな日常系

冒頭がクリスマスではじまる、大好きなやかまし村シリーズの1冊です。

大人が読む児童書「黒ねこのおきゃくさま」 ねこの絵選手権優勝の盾を贈呈したい。

この挿絵を描いたかたは、相当に猫の絵の名手です。

大人が読む児童書「とぶ船」5 読了 けじめをつける、物語を終わらせるということ

けじめをつける、というのは勇気がいることです。

大人が読む児童書「とぶ船」4 ノルマン・コンクエスト時代のイギリス。なじみの薄い歴史を生き生きと

ノルマン・コンクエストを、同時代の少女の立場から、バイユーのタペストリを織り交ぜて語られる物語。

大人が読む児童書「とぶ船」3 あのトトロに影響?病気のお母さんのエピソード

「とぶ船」の一部分、あの「となりのトトロ」にそっくりなのです。

今日の一冊「おやすみまえの365話」 …から「雪女」の家庭事情

妹子「なんで雪女はみのきちを殺さないの?おかあさんわかる?」

大人が読む児童書「とぶ船」2 古い、うすぐらい小道のうすぐらい店に魔法は待っている

「いまもっている金ぜんぶと──それから、もうすこし」という値段にひそむ魔法

大人が読む児童書「とぶ船」1 児童書は世界へのとびら

子ども時代に大・大・大好きだった、思い入れのある児童書です。

今日の一冊「こうさぎのクリスマス」 相手に見せない思いやり。うさぎの兄妹のクリスマスにふさわしいお話

お兄ちゃんうさぎと妹うさぎの、それはそれは可愛らしい兄妹愛のお話です。

今日の一冊「としょかんライオン」 来てほしい、図書館へ。そんな心のこもった一冊

読み聞かせの人たちに大人気の絵本です。

大人が読む児童書「トムは真夜中の庭で」読了 4 時空を超えて

ここまで冒頭を詳細に紹介してきましたが、このお話はここからはじまります。

大人が読む児童書「トムは真夜中の庭で」 3 真夜中に13回、大時計が鐘を打つとき。夜の世界の不思議

何かが起きていて、夜の静けさ、暗闇が彼を呼んでいます。

今日の一冊「もりのなか」 豊かに広がる想像の森の中で

構造的にはくまのプーさんと同じなのですけど、子供の世界、子供の想像の果てしなさ、豊かさを描いています。

大人が読む児童書「トムは真夜中の庭で」 2 もしかして、コロナの時代に最高にマッチした作品

この閉塞感、イライラ、それが伝染病から来ている。これって、もしかして……コロナ?

大人が読む児童書「トムは真夜中の庭で」 1 名作児童文学の中に必ず名前が上がる、名作中の名作

今回は、序盤だけをみっちりご説明したいと思います。

今日の一冊「おによりつよいおれまーい(サトワヌ島民話)」 マウイ伝説に似た、超自然的な子供のパワーを感じさせる絵本

作者の土方久功さん、「ミクロネシア研究の民族誌家」とのことで、なるほどとの思いです。