イヤミな子と、どう付き合っていくか。
1話目の題名が「さかなにはなぜしたがない」子供しか思いつかない疑問です。
昔話や民話は、ネットで読めるというかたが、けっこういらっしゃるのですが、やっぱりぜんぜん違います。
「パニュキス」はどこか特別な物語です。
おれの時間をむだにするやつは、おれの金をむだにする
西ノ森の王女とは。そこで見たもの、かつて失われた、素晴らしいものとは───。
いきなりかよぉぉぉ!と思うような難易度の高さの原文です。
きっかけはP丸様でした。いったいどうしてこんなことになったのか、よくわからないんです。ええ……。
考えられないような無茶苦茶なことが次々に起きます。笑えます。
児童書の古典。間違いなく名作中の名作の一冊です。
ねずみとおもちゃたちとの大戦争はすさまじい勢いです。
お話とは、整合性が取れているだけでは名作にはなれないのです。
その色とりどりのすばらしさ、おいしそうさ!
すばらしい訳にめぐまれたリンドグレーンの名作です。
冒頭がクリスマスではじまる、大好きなやかまし村シリーズの1冊です。
この挿絵を描いたかたは、相当に猫の絵の名手です。
けじめをつける、というのは勇気がいることです。
ノルマン・コンクエストを、同時代の少女の立場から、バイユーのタペストリを織り交ぜて語られる物語。
「とぶ船」の一部分、あの「となりのトトロ」にそっくりなのです。
妹子「なんで雪女はみのきちを殺さないの?おかあさんわかる?」
「いまもっている金ぜんぶと──それから、もうすこし」という値段にひそむ魔法
子ども時代に大・大・大好きだった、思い入れのある児童書です。
お兄ちゃんうさぎと妹うさぎの、それはそれは可愛らしい兄妹愛のお話です。
読み聞かせの人たちに大人気の絵本です。
ここまで冒頭を詳細に紹介してきましたが、このお話はここからはじまります。
何かが起きていて、夜の静けさ、暗闇が彼を呼んでいます。
構造的にはくまのプーさんと同じなのですけど、子供の世界、子供の想像の果てしなさ、豊かさを描いています。
この閉塞感、イライラ、それが伝染病から来ている。これって、もしかして……コロナ?
今回は、序盤だけをみっちりご説明したいと思います。
作者の土方久功さん、「ミクロネシア研究の民族誌家」とのことで、なるほどとの思いです。