「地味な本」を読んで面白かったとき、こどもは変わる(雑談)
このブログのコンセプトは、子どもたちが自分ではなかなか手に取らない本です。
古めかしくて、いつも本棚にあり、なかなか手に取らない本…。
あえてのそういう本をお勧めする理由は、手に取りにくい本を読んで、それが面白かったという経験は、本に対する心のハードルを一気に低くするからです。
図書館や書店に、いつ行ってもある本。
何のために並んでるのかわからないような本。
絵柄も微妙に地味な本。
古そうな本。
それらが、どうして並んでいるのか
どういう本が本当に面白いのか
見た目ではない、奥深さを知って欲しいなと思いますもいます。
「地味な本」を読んで面白かったとき、本棚を見る、こどもの目線が変わればいいなと思います。
◇
こちらの記事で、親子連れ立って本屋に行くことを強くおすすめしましたが…。
明るく楽しいアニメ絵小説を「自分で選ばせて」あげてほしいです。
えーこれ?と思わずに。
わたしのおすすめする本を一生懸命読ませようとして頂いて、いやがって読まなかったわ…という事態は避けたいです!!
アニメ絵のラノベを敬遠して、
「オタクになっちゃうのでは?」
「陰キャの仲間に入るとあとが大変」
などと言われる方、けっこういらっしゃいます。
そんなこと言わないで~~!
好きなの買って上げて~~!
大衆小説(ラノベ)やアニメや漫画は、いちばん子供の心の近くに寄り添うものです。
切に切にお願いします。
その不安を解消するためにも、「大人が選ぶあと一冊」を買ってあげて欲しいです。
「もう、そんなのばっかりじゃなくて、たまにはちゃんとした本も読みなさいよ!」
ならば、その「ちゃんとした本」に、最高の一冊を上げて欲しいです。
そして、できれば「そんなの」なんて言わないであげて欲しいです。
ゲームだって物語の世界の一端です。
(ゲーム本の小説はかなり出ていますし、なかなか質が高いです!)
絵本やアニメ絵の小説、漫画、または映画に出会って、物語の面白さを知って、読書のとば口に立ったこどもが、どういう風に奥深い読書の世界に入っていくか…。
その流れを理解すれば、すべてに意味があることだと、わかってもらえるはず…。
そう、私は信じています。
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