ハード・サバイバル・アウトドア△「ツバメ号とアマゾン号」
先日、アーサー・ランサムの「ツバメ号とアマゾン号」をご紹介しましたが…。
よい記事を発見しました。
これです!
これを言いたかったのです。
アウトドア記事にアーサーランサムをからめて宣伝してほしいです。
「子供の気持ちを乗せるには」←解決
アウトドア出来ない子も家でワクワク出来ます。
このまま硬派の活字文化が消えていくのは勿体なさすぎます!!
軽い読み物(ラノベ)を好む大人のかたも、少しでいいから読んでみてほしいです。
◇
「ツバメ号とアマゾン号」は、序盤で、子どもたちがお父さんに「子供だけでキャンプ+セーリングさせて欲しい」と手紙を送り、それに対して帰ってきた答えがこれです。
「ノロマデナケレバオボレナイ」
これはやはり
生きていくために知恵を尽くせ
というような意味なのだろうと思います。
目を配り、状況を把握し、考え、学んだことを生かす。
最善を尽くす。
社会でも、教室でもそれは同じはずです。
◇
お母さんのアドバイスも秀逸です!
リアルすぎて今読んでも涙が出ます。
お料理はすきだから苦にならないというスーザンに
「いつまでも(お料理が)すきでいたかったら、わたしの言うことをきいて、あらいものはほかの人にやらせなさいよ」
ママさん😭😭😭
くっっっそ名言です😭😭😭😭😭
◇
うちの子は、プールに行くと真珠とりごっこを今でもします。
うちの子ではなくて、この本をすすめて読んでくれたお子さんで、雨の日にぬれた石を水たまりから取って「真珠とり!」と言ってにっこりしてくれたことがあります。
とてもかわいかったです。
「 ツバメ号とアマゾン号」を読んで、
湖で泳ぐ→ウのまねをする→潜りかたを研究
~などしているうち、湖の底の石を真珠に見立てて取る真珠採りごっこ
(ぬれて光る石が乾くと色褪せるがっかり感までがセット)
この流れがめちゃくちゃ好きです。
四兄弟みんな好きですが、ティティは別格です。
たとえ家の中テントのキャンプでも、この非日常のときめきは感じられるはず。
6章冒頭です。
大事なことなので二度言いたいと思いますが
アウトドアできない子も、
アウトドアのワクワクを感じ
アウトドアに対するあこがれを植えつけ
冒険を味わえる
最高の一冊です!!
◇
いつも翻訳ものにはなるべくつけるようにしている、原書の情報です。
kindle版で何と12冊が199円なのです。
どれもやめられない面白さなので、このお値段は考えられないぐらいお得です。
(おお…今日は少し宣伝ぽくなってきました)
Twitterで情報が回ってきたとき、こちらは実は期間限定で0円だったので、私は本当にラッキーでした。
でも、199円であってもやっぱり買ったと思います。
子供用の本の原書は英語の勉強に本当におすすめです!
イギリスの作家さんは、一文が長い傾向があります。次々にあとへあとへと修飾語を付け加えていき、とても流麗で、次々に情報が加わっていくため、相当に集中が必要です。
その代わり、たぶん英語力はかなりつくと思います。
物語展開が面白かった好きな本だと、集中したくもなるというものです!多分!
(あくまで、個人的な感想です)
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