~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

今日の一冊「ももいろのきりん」

今日、ご紹介するのは、かなりしっかりしたページ数の多い、「本型の絵本」です。

 

>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

今日の一冊

 

ももいろのきりん

中川 李枝子 (著), 中川 宗弥 (イラスト)

るるこは、お母さんから部屋いっぱいになるぐらい大きな桃色の紙をもらいました。るるこは大喜び。さっそく、のりとハサミとクレヨンで大きなキリンを作りはじめました。できあがった桃色のキリンに、るるこは、「キリカ」と名前をつけました。ところが、雨がふってきてキリカの首は、濡れてきれいな桃色がはげてしまいます。キリカの首を再び桃色にぬりなおすため、るるこはキリカに乗って「クレヨン山」にむかいます。

 

長く愛されている作品です。
取り上げてみると割としっかりした筋もそれなりに長い「本」でありながら、幼児を対象としています。

幼児でも読めるし、小学校~から大人になるまで、何度読んでも飽きません。

 

展開がとてもダイナミックです。
るるこちゃんは、クレヨンでももいろのきりんをお絵かきするのですが、紙が足りなくて部屋いっぱい、どんどんはみだしていきます!

なにしろ、キリンなので…。
首が、ながいですから…。


そして、ももいろのキリンは元気にるるこちゃんに話しかけます!

いっ...生きてるゥ~!

などと驚くこともなく、るるこちゃんはももいろのキリンに「キリカ」と名前をつけてあげます…。

 

しょっぱなから、部屋からはみでる絵に話しだす絵にと、ありえないことが起きすぎるのですが、こどもの想像し、創造する心は無限大です。

 

どこまでも、どこまでもひろがっていきます!

 

「ももいろのきりん」と「ロボットカミイ」は、幼児向けの「本」として、いまだに第一線です。 

 

 

 

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子どもの本だな【広告】

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おでかけのまえに 銀のほのおの国 たなばた
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