~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

今日の一冊「コッペパンはきつねいろ」

今日、ご紹介するのは児童書です。

 

>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

 

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今日の一冊

 

コッペパンはきつねいろ

松谷 みよ子 (著), 山中 冬児 (イラスト)

高原の山小屋に住んでいるノンちゃんは、子ギツネのコンとしりあいになり、森の動物たちの<ダケカンバの祭り>にもぐりこみます。

 

「モモちゃん」シリーズを書いた、松谷みよ子さんの「幼児用の児童書」です。

 

こうして見ていると、昭和時代には実に数多くの「幼児用児童書」が作られていました。

モモちゃんシリーズも、もちろんそうですが、「ももいろのきりん」「ぼくは王さま」「ふらいぱんじいさん」のように…。

 

「おしいれのぼうけん」を幼保で読みきかせをよくしますが、このあたりの「物語への入り口」を皮切りとして、このようなすぐれた「本型の児童書」に少しずつ慣れていってもらう。

 

絵の方がずっと少なく、内容も多岐にわたっていて、①牧歌的でもあり、②冒険的でもある、③ことばが美しく、④ワクワクする非常にすぐれた「本」です。

 

幼児用絵本 → 幼児用児童書 → 児童書 → 本

 

すぐれた名作による導きがたくさん、張り巡らされています。

 

 

さて「コッペパンはきつねいろ」ノンちゃんとこぎつねコンの、たいへん可愛らしい友情のお話なのですが、コッペパンも美味しそうですが、はちみつをかけ、バターのとけかけた黄金色のホットケーキがあちこちに出てきます!(文字で)

 

そろそろホットケーキミックスも店に戻ってくる頃でしょうか?
昨日はまだ売り切れでした。

 

ふかふかの、湯気の立つおいしそうなホットケーキ…。
かわいいこぎつねコンと、勇敢でおてんばなノンちゃんとのワクワクするお話です。
地味につながりながらも、基本は一話完結方式ですので、お子さんは読みやすいはずです。

逆に本になれた小学生頃のお子さんにも、ふりかえりで読んでもらうととてもハマってくれます。

 

なにしろ、こぎつねのコンが可愛くて色が美味しそう(あっ…)なのです。

 

 

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子どもの本だな【広告】

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