~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

今日の一冊「おんがくかいのよる 5ひきのすてきなねずみ」

今日、ご紹介するのは絵本です。

 

>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

今日の一冊

 

おんがくかいのよる―5ひきのすてきなねずみ

たしろ ちさと (著)

あるまんげつのばん、どこからかきこえてくるおんがくにさそわれて、あるきだした5ひきのねずみたち。つきあかりのしたでうたうかえるたちのみごとなうたごえにかんどうした5ひきは、ねずみのおんがくかいをけいかくしますが…。

 

 

読み聞かせの中では定番です。

「ああ、『おんがくかいのよる』ね!」
とよく言われます。

 

わたしも、読み聞かせをする中で知りました。
とてもいい本です。

 

だいたいにおいて、学校の音楽会のイベント前に読まれる方が多いです。

 

5ひきのねずみたちは、どこからともなくすてきな音楽が流れてくるのに気がつきました。

カエルの音楽会です。

 

ねずみたちはこっそりと影で聞いていましたが、おんがくのすばらしさに感動してしまいました...!
しかし、この音楽界はカエル以外はおことわりです。
ねずみたちは入れてもらえませんでした。

 

でもねずみたちはあのすばらしい音楽のねいろが忘れられません…。
ねずみたちは自分であれこれ工夫して楽器をつくり、演奏を練習はじめました。

 

じゃあ自分で何とかしよう!という前向きさがあり、工夫があります。
かわいいです。

 

さて、ねずみたちでいっぱいのホールで、5ひきのねずみのコンサートが開かれようとしています。
中に、こっそりかえるたちが隠れていました。

「さあ、どうぞ、どうぞかえるさん!」

 

音楽はすべての人に開かれるもの。
すべての人に降り注ぐもの。
言葉でなくても伝わるもの。

 

いま、コンサートホールであれ、ライブハウスであれ、コロナでたくさんの講演が休演をやむなくされています。
まったく元通りにすることは難しいのかもしれませんが、何らかの工夫を重ねて開演できる日が早く来ますよう祈ります。

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

Amazonには「海外秀作絵本」と書かれてるのですが…??
これは間違いです。日本語の日本の絵本です。

 

輸出しても何ら遜色ないと思う、よい絵本です。
絵も良いですし、中身も良いです。

 

「5ひきのすてきなねずみ」シリーズは三冊出ているのですが、どれもとてもすばらしいです。

 

 

5ひきのすてきなねずみ まちのじどうしゃレース

たしろ ちさと (著)

あきかんをりようしたてづくりのじどうしゃで、レースにでることにした5ひきのねずみたち。ゆうしょうしょうひんはなんと、「みたこともないくらいおおきなチーズ」です!さあ、いよいよスタートのあいずがなりますよ!

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ひっこしだいさくせん―5ひきのすてきなねずみ

たしろ ちさと (著)

おとなりさんがねこをかいはじめて、おちついてくらせなくなった5ひきのねずみたち。あたらしいすみかをさがしますが、ねずみにぴったりのすてきないえはなかなかみつかりません。それならばたててしまおうと、アイディアとくふうがいっぱいのいえづくりにとりかかります…。

 

 

 

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