今日の一冊「やまなし」
今日、ご紹介するのは絵本です。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
今日の一冊
『クラムボンはわらったよ』『クラムボンはかぷかぷわらったよ』二匹の蟹の子供がかわす会話の、その不思議な響き…。小さな谷川の底でくりひろげられる、生命の巡り。生と死はつながり、やがて豊かな実りがもたらされる。賢治童話を代表する、珠玉の短編。(「BOOK」データベースより)
台風のあとの残暑がこれがまた厳しくて、気分が悪くなりそうだったので、少しでも涼しくなりたくて借りてきました。
もちろん、家にも「宮沢賢治集」などあるのですが
絵本の装丁が好きで借りてきます。
実にさまざまな種類がありますけど
今回は、2006年初版のミキハウスの絵本です。グ
紹介をしていて気づいたのですが、2006年ごろに、とてもよい本がたくさん再販されています。
およそ15年前なので、そろそろ古びてくる頃です。
出版不況と言われてはいますけど、これからも残っていってほしいなあ、と思います。
そのためには、子供に本を読む習慣を...云々(略)
◇
この本は、川上和生さんの絵が宮沢賢治の世界にベストマッチです。
最初と最後に、
「二枚の幻燈です」
「幻燈はこれでおしまいであります」
とあるので、幻燈風にしたもの、ふわっとした抽象画にしたもの、色々ありますしどれも良いですが、これは割とリアルに水の中を描いています。
カニさんたちも、お魚、かわせみもリアルです。
色彩、特に青の色が、日本画風でとても美しいです。
子どもの本だな【広告】
チム・ラビットのおともだち | いないいないばあや | りんごかもしれない |
かいじゅうたちのいるところ | ドリトル先生アフリカゆき | ぞうのたまごのたまごやき |
らいおんみどりの日ようび | 世界むかし話集6ロシア・西スラブ編上 | 飛ぶ教室 |
児童文学ランキング |