閑話 重版出来(テレビドラマ)が面白い
閑話です。
すごく今更なのですが、重版出来というドラマをAmazonプライムで見はじめました。
1話、2話…。
面白い!
黒木華が連続ドラマ初主演!新人編集者がコミック雑誌編集部を舞台に、ライバル雑誌に打ち勝とうと奮闘する群像劇を描く。共演はオダギリジョー、坂口健太郎、松重豊ほか。(C)TBS(C)松田奈緒子/小学館
コミック編集者の話なのですが、漫画家さん、出版社さん、書店さんの、それこそ作ってから手元に届くまでのつながりと努力をきちんと描いていて、すごく面白いドラマです。
(まだ途中です)
◇
5話を見て、何となく色々と考え込んでしまいました。
出版社さんは、書店さんにコミックスを並べた時の見栄えまで細かく考えて、装丁を考え、いかに手にとってもらえるかを思考錯誤しています。
(いや、ドラマで、の話ではありますが)
きっとコミックスだけではないでしょう。
文芸書も、ビジネス書も、専門誌も…。
同じだと思います。
しかし、今の子どもたちはそもそも「書店に行く」という習慣が、ない。
週刊誌を買って読みまわしするという経験がない。
書店に行くことがなければ、コミックスを手に取ることもない。
まして、ジャケ買いするなんて、ものすごく限られていると思います。
今の子たちは、コミックスを読むのも、ラノベを読むのも、どちらかといえばスマホです。
5話で、このドラマの出版社の社長さんが、とても苦労して育ち、荒れていた過去が語られます。
隣に座っていた人から、一冊の本を手渡される。
宮沢賢治の本でした。
「本がわたしを人間にしてくれた」
その一冊の本を、差し出す人になりたいです。
自分だけで会える子どもたちは限られてます。
それにやっぱり、渡すのはおとななんです。
だから児童文学は、おとなが読んでくれないと、お話になりません。
まずおとなが読むべきです!(力説)
書店さんに人を呼ぶのは、やっぱり大衆文学、コミックスです。
ここで子どもたちに、本屋に足を運ぶクセを身につけて欲しい。
書店さんを大事にしたいです。
子どもが欲しがる好きな本を、コミックスを、嫌がらずに一緒に買ってあげて欲しいです。
そして、欲を言うなら、「子供が買って欲しい好きなもの1冊」と、「こちらがおすすめする本を1冊」、というコラボレーションで買ってあげて欲しいです。
そういう、書店に連れて行く、図書館に連れて行く、本を買う、というのは、子どもはほぼ、自分からするようにはなりません。
そこはやっぱり、大人の努力であり、大人の教育しかないと私は思っています…。
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重版出来、良かったです。
本屋さんに行きたくなるようなドラマでした。
ぜひ、見て見てください。
(今ならAmazonプライムで無料です)
ちなみにめちゃ評価高いです。
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