~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

閑話 海外児童書ガチ勢の出番

閑話です。

 

Twitterで話題になっていました。

 

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>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

納豆海外文学…🤔

 

個人的には、ドフトエフスキーも、納豆とまではいきませんが、かなり敷居が高いし読みにくいと思います。

 

ここはやはり、海外児童文学ガチ勢の出番では!?

 

海外文学初心者のかたは、子どものときに導入となるような海外児童文学を読んでいないのかも。

 

クリスマス・キャロル」だってディケンズの名作ですが、子ども向けに出されていますよね!?

宝島」なんて、人がバンバン死にまくります。(ワンピースよりもたくさん死んでます)

 

 

今日の一冊「クリスマス・キャロル」 

大人が読む児童書「宝島」1 やはり「船」は面白い

 

◇ 

 

というわけで、考えてみました。

 

・カッレくんシリーズ

秘密の花園

・クラバート

・モモ、はてしない物語

 

...あたりでしょうか?

 

トムは真夜中の庭で」など、フィリッパ・ピアスの作品はどれも十分におとな向きだと思われます。

 

アリスはクセがあるような気がします。
ナンセンス系ですし。
そういうのに慣れていない人には、何のこっちゃという感想になりそうな気がします。

 

子供っぽいなどということはまったくない!ということ、きっと読めばわかっていただけることでしょう。

児童書をおすすめしたいでーす。

 

 

 

特に、中でも「クラバート
これは、おすすめした人で、「面白くなかった」「途中で挫折した」と言った人がいなかった本です。

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

クラバート (日本語) 単行本 - 1980/5 オトフリート=プロイスラー (著), ヘルベルト=ホルツィング (イラスト), 中村 浩三 (翻訳)

ヴェンド人の少年3人組で村から村への浮浪生活をしていたクラバートは、ある時から奇妙な夢を見るようになる。「シュヴァルツコルムの水車場に来い。お前の損にはならぬだろう!」という声と止まり木に止まった11羽のカラスの夢。 その声に従って水車場の見習となったクラバートは、昼は水車場の職人として働き、金曜の夜には12羽目のカラスとなって、親方から魔法を習うことになる。(小山由絵)

 

 

すすめるなら「クラバート」
これまで何人も何人も紹介してきましたが、中でも忘れられない思い出があります。

 

お友達におすすめして、とてもすばらしかったと喜んでもらえたのですが、そのお友達が、ハリポタの二次創作をされてるかたに、また紹介したのだそうです。

 

すると、そのお友達のお友達もすごーくハマってくれたらしく!

なんと…

 

クラバートの薄い本を作って夏コミで販売されてたそうです!!

 

とても嬉しかったです。

これはとてもよい思い出で、ことあるごとに思い出します。

 

 

 

海外児童書ガチ勢のかたがた、子供に届けるにはまずおとなを攻略を合言葉にしてもらいたいです💞

 

 

 

 

 

 

 

クリスマス・キャロル
ディケンズ (著), 村岡 花子 (翻訳)

ケチで冷酷で人間嫌いのがりがり亡者スクルージ老人は、クリスマス・イブの夜、相棒だった老マーレイの亡霊と対面し、翌日からは彼の予言どおりに第一、第二、第三の幽霊に伴われて知人の家を訪問する。炉辺でクリスマスを祝う、貧しいけれど心暖かい人々や、自分の将来の姿を見せられて、さすがのスクルージも心を入れかえた……。文豪が贈る愛と感動のクリスマス・プレゼント。

 

 

名探偵カッレくん
アストリッド・リンドグレーン (著), エーヴァ・ラウレル (イラスト), 尾崎 義 (翻訳)

名探偵を夢見るカッレくんは、ある日エイナルおじさんの怪しい行動に第六巻を働かせ、捜査を始めます。宝石窃盗団に迫ったカッレくんは、仲良しのアンデス、エーヴァ・ロッタとともにお城の地下室に閉じこめられてしまいますが…。

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

秘密の花園
フランシス・ホジソン バーネット (著), シャーリー・ヒューズ (イラスト), 山内 玲子 (翻訳)

遠いインドでいちどに両親を失ったメアリは、イギリスの田舎のおじさんの家にひきとられました。そのお屋敷には、入口の鍵がかかったまま、十年間誰も入ったことがないという「秘密の庭」がありました…。バーネットの名作。小学5・6年以上。(「BOOK」データベースより)

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

トムは真夜中の庭で
フィリパ・ピアス (著), スーザン・アインツィヒ (イラスト), 高杉 一郎 (翻訳)

知り合いの家にあずけられて,友だちもなく退屈しきっていたトムは,真夜中に古時計が13も時を打つのをきき,昼間はなかったはずの庭園に誘い出されて,ヴィクトリア時代のふしぎな少女ハティと友だちになります.「時間」という抽象的な問題と取り組みながら,理屈っぽさを全く感じさせない,カーネギー賞受賞の傑作です.

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

モモ
ミヒャエル・エンデ (著, イラスト), 大島 かおり (翻訳)

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。小学5・6年以上。(「BOOK」データベースより)

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

はてしない物語
ミヒャエル・エンデ (著), 上田 真而子 (翻訳), 佐藤 真理子 (翻訳)

バスチアンはあかがね色の本を読んでいた――ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年―

 

 

 

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