閑話 本屋さんで「こども六法」をねだってるお子さんを見ました
閑話です。
風来のシレンをやってたので、まったく何もしていませんでした。
本屋で小さな、小学校一年生ぐらいのお子さんが、本棚をじーーーっと凝視してます。
そして、決然としてお母さんの所に持って行っていました。
「これがいい!これ買って!」
いじめ、虐待に悩んでいるきみへ。法律はみんなを守るためにある。知っていれば大人に悩みを伝えて解決してもらうのに役立つよ!きみを強くする法律の本。(「BOOK」データベースより)
お母さんはというと…。
なんだかうさん臭そうな顔してます。
あまり買いたくなさそうです。
というか、本当に読むのぉ~?という顔してます。
しかし、このお子さん、ゆずりません。
断固としてます。
「これ面白かった。学校にあったの。学校で読んで、すごく面白かったから買って!!!」
妹子「えらい子だ。あれはいい本」
わたし「シーー黙って!!!!!」
妹子も兄助も大好きで、何度も読み返している本なのですが、厳密に言うと絵本でもないし児童書でもない。
強いて言えば子ども用ビジネス書…?
事典のたぐい…?
何にせよ、必須の一冊であることは確かです。
前に、すごくふわっと、短く紹介しました。
これは主に、子どもはみんな、ムカつく相手に対して、先生がアテにならないとき
いーけないんだ、いーけないんだ、警察に言ってやろ!
と言ってやるために読んでいます。
そういう動機で読み始めることが多いです。
法律の知識というものが、武器になってるわけです。
しかし、読んでいくうちに…そして、年がたつに連れて、だんだん、
あれっ?
自分のあの行動はセーフかな?
と思って読みはじめます。(…のようです)
妹子も
「現行犯逮捕は誰でもできるんだって!学校のおとこ全員たいほだ~!」
と言ってたのが、ちょっと暗い顔をして現れて
「おかねのコピーははんざいなんだって…。どうしよう」
はい?????
おかねのコピー?????
どういうこと!!???
妹子「絵にお札を書いて切って遊んでたんだけど、だめなんだよね…わたし逮捕される?」
わたし「されない(即答)」
それはコピーじゃないから。
誰がどう見てもお金だって思わないから。
でも、遊びでやってても、今や家の中にあるプリンターで気軽にスキャンできちゃったりしますから(いや、やったとしても誰もそれをお金とは思わないでしょうけど…)
いけないんだよというのを知るのはよいことだと思いました。
と、とにかく、子ども小六法は面白いしためになる!
というお話です。今日は。
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