~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

大人が読む漫画 「ドラゴン桜2」 1 スタサプかよ。&「普段読書しないから…」 頂きました。

今日、ご紹介?感想をUPするのは、漫画です。

 

>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

今日の一冊

 

ドラゴン桜2

奇跡の学校再建から10年。桜木の元に、龍山の東大合格者が再び0名になったという知らせが入る。学園の理事になることに成功した桜木は、生徒たちに発破を掛けるため、全校生徒の前でに演説を行う。しかし、生徒たちはまるで無反応。桜木のやり方は、現代の子供たちには通用しない……!? 日本の大学受験を変えた伝説の“東大合格請負漫画“『ドラゴン桜』の続編! 東大なんて相変わらず簡単だ!!

 

 

閑話 お久しぶりです。 ドラゴン桜2を読んでの閑話です。

 

 

ドラゴン桜2」
一読しての感想です。

 

注意:相変わらずネタバレです。

 

まあ、有名なお話なので、まったくご存じないという方も多いと思うのですが、そもそも「ドラゴン桜」とは何ぞ?
という所ですが、要は東大に入ろうというお話です。

 

そんなことは言われんでもわかっとるわ!

 

という感じですけど、私は読んでみて、これは東大テクニックを教えるというよりも、「勉強とは何か」「教育とは」という所を語る漫画なのだなと思いました。

 

ドラゴン桜」(2ではなく1)では、水野という飲み屋さんを経営するお母さんを持つ、シングルマザーの娘さんが出てきます。

 

途中で、酔ったお母さんに
「バカなまねはよせ。あんたなんか何をやったっても無駄よ。私の娘なんだから」
と言われる場面があります。

店の外で泣き崩れて、「どうしても合格したい」というシーンは、すばらしかったです。

 

一応、このお母さんを擁護すると、ちゃんと最後は親心を見せて応援していました。

 

 

「恵まれない」と言われる子どもたちは、果たして本当に、負の連鎖の中に押しつぶされていくだけの、「かわいそうな子どもたち」なのか?

 

受験テクニックの参考というよりも、子どもが持っている底力のようなものを見せてくれる。
そこが感動的だったなと、これは「ドラゴン桜1」を読んでのわたしの感想でした。

 

また、導く方の立場の阿部寛…じゃなかった、桜木先生のキャラも、子供に向かうときは、どこか独善的とも傲慢とも言えるほどに、自信をもって引っ張ってあげる力も必要なのだろうな、と思いました。

 

場合によるとは思いますけど。

 

 

さて、「ドラゴン桜2」では、桜木先生に加えて、水野が子供たちに教えることになっています。
そして、「1」よりもさらに、全方向の人に面白いお話になっていました。

 

先生、お母さん、お父さん、子どもと、それぞれの視点から受験を語っていて、相変わらずの煽り力…いや、説得力と、パワーあふれる絵でした。

 

ただ、ちょっとだけ、すべての人にも興味が持てるようにしてしまっただけに、少し物語が散漫になっているような気がしないでもなかったです。

 

特に学校経営の話…。
ツマラナイ...。

 

しかしこれは、いま、何となく蔓延している(っぽいと勝手に思う)「今の日本の教育はダメだ!」という考えに対する、作者なりの主張なのではないかと思います。

 

 

第一巻

 

さて、 いきなりスタディサプリかよ~~と思いました。

何かの企業の回し者臭さが…

 

というのも、このサービス、うちは使っています。


しかもかなり長いユーザーなので、まだ月980円の謳い文句の時に入会したので、いまだに払うのは月1078円です。

 

このスタサプ、難点があります。

 

授業はありますが、「問題」が少ないです!!
最近は少し改善して多くなったようですが、それでも少ないです。

 

塾だと、どっさりと宿題が出てきますよね。
(解くか解かないかは別として)

 

問題集や、計算ドリルのようなものは、自分で別購入しなければなりません。
そのような問題集とサプリを合わせて子供にさせていくのは、親が相当にくっついて手取り足取りしなければ無理です。

 

そんな時間も余裕もどこにもありません。
また、子供も親には反抗的です。
これは大きい…。

 

塾の先生、学校の先生相手だと妙に良い顔をするのがムカつきます。
(そして宿題はやらない)

 

親が塾替わりできるようなら、最初から塾はいらんとですよ!

 

 

しかし、よい所もあります。
小学校の理科は、とてもよい先生です!

相馬英明先生といわれるのですが、今調べてみてはじめて知りましたが、何やら有名な先生のようです。
(いまさらだ…)

 

この先生のおかげで、兄助は理科が好きになりました。
妹子もこの先生大好きですし、私も好きです。

 

ちなみに、退屈な先生もたくさんおられ……。

 

子供にも、先生に合う、合わないはとても多いと思うのですが、子どももそれぞれなので、スタディサプリの先生が合わないこともそりゃあるだろうなと思います。

 

早送りをしたり、問題だけ解いたりももちろんできるのですが、だいたいは講義聞いてるフリして携帯をいじったり、漫画を読んでいたりします。

 

親じゃない先生に見張られている状態で、ノートを取りながら見るというのであれば、一定の効果は得られるのかもしれません…。

 

そんなん子供が自発的にやるようなら、塾なんて…塾なんていらんとですよ!

  

 

何か長くなってしまったので、箇条書きで何となく目についたところだけをピックアップします。

 

・漠然と「頑張る」ではなくて「具体的に」をクセづける。
センター試験は良問が多い。
・客観性を身に着ける(よく言われてますね)

 

というわけで、いきなりセンター試験をやらされる子どもたちですが、問題を目の前にして開いてみての子供たちのご感想です。

 

早瀬さん(文章 なが!これを読むの?マジで?)

 

うーーん、ここポイントだぞ。
このブログ的にポイント!

 

(現実では、センター試験程度の長文、今の子たちはたくさん学校から出されて慣れているのではないでしょうか??)

 

まあそれはおいておいて、これは漫画なので。

だから読解力というわけですね、林先生!

 

 

今回のドラゴン桜は、全体的に、子供たちの個性にまで配慮しており、画一的な教え方やテクニックではなくて、個性に合わせてやることまで変えていこう、という路線ではありました。

 

早瀬さん「読むだけで終わっちゃいそう……。普段読書しないからメチャ遅いし」

 

そこだけもっと大きな字でカモン!(このブログ的に)

 

早瀬さんがネタ振りをいっぱいしてきてくれるので、早瀬さんが好きになってきました(笑)

 

 

 

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 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

ドラゴン桜

弁護士・桜木による落ちこぼれ高校の再建計画、その内容は東大合格者100人!!しかし、経営破綻状態にある龍山学園では、入学者も集まらず、学力も小学校レベルの生徒たちばかりだった。桜木は適当な生徒を捕まえ、彼女を来年東大に送り込むと宣言する。桜木が教える最も効率的な学習方法とは…!?小学校レベルの学力からの東大入試の秘訣が詰まった常識破りの大ヒット作!!「教えてやる!東大は簡単だ!」

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

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