今日の一冊「ミリーのすてきなぼうし」
今日、ご紹介するのは絵本です。
この記事はネタバレもしていくことになりますので、未読の方はご注意ください。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
今日の一冊
おきにいりのぼうしがほしいミリーですが、おかねをもっていません。でも、ミリーはとびきりすてきなぼうしをてにいれました。ミリーだけのとくべつなぼうし!そのぼうしとは…。
ミリーは帽子屋さんに来ましたが、お金がありません。
欲しいと思った帽子のお値段。
「きゅうまんきゅうせんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅうえん」。
買えないので、帽子屋の店員さんはちょっと考えて、「透明な帽子」を売ってくれました。
わたし「この帽子屋の店員さん、ちょっと顔が意地悪そうだから、あまりいいことしてる感じじゃないんだけど、あなたはどう思った」
妹子「よく噛まないなって」
わたし「何を」
妹子「きゅうまんきゅうせんきゅうひゃくきゅうじゅうきゅう」
しかしミリーは、ニッコニコのご機嫌で外に出ます。
この透明な帽子、ミリーがなにかものを見て、なにか考えるたびに、変化します。
孔雀のぼうし、ケーキのぼうし、お花屋さんを見たらお花の帽子、ケーキ屋さんの前を通ったらケーキの帽子!
それも、うずたかく積みあがったケーキです。
(おいしそうです)
公園では噴水の帽子。
そのうちに、道行く人もみんな、奇妙な帽子かぶっていることに気づきます。
これは想像力の帽子です。
妹子「透明な帽子を被りたいと思ったら透明になる。高級な帽子を被りたいと思ったら高級になる、ものじゃないものすら、帽子にできるのがいいかなと思いました(棒)」
無限にどこまでも変化するぼうし。
妹子「帽子に雲が浮かんで雨降らしてくれるかもしれないよ。植物が育つかも。想像すればそうなるから自由だよね」
2010年の1・2年生の課題図書だったようです。
シールがまだ貼られていました。
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とてもすてきなわたしの学校
ドクター・スース (著), J・プレラツキー (著),
レイン・スミス (著), 神宮 輝夫 (著), Dr. Seuss (著)
学校のなまえはなんでもスクール。どこにでもある学校にみえる。ところが、それがちがっている。わたしたちはみんなこの学校がだいすき―。ゆかいな学校の先生たちのおはなしを韻文風に、ノンセンスに、そして楽しく語ります。
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