~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

今日の一冊「森のおくから: むかし、カナダであった ほんとうのはなし」

今日、ご紹介するのは絵本です。


この記事はネタバレもしていくことになりますので、未読の方はご注意ください。

 

>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

 

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今日の一冊

 

森のおくから: むかし、カナダであった ほんとうのはなし
レベッカ ボンド (著), もりうち すみこ (翻訳)

きっと、ずっとわすれない。人間と動物をへだてていたものがなくなった、あの日のこと──。これは、いまから100年ほど前に、カナダでほんとうにあった話です。

 

「むかし、カナダであったほんとうの話」とあります。

 

動物がたくさん出てきそうなので借りてみました 。

 

絵がとても繊細です。
銅版画に似た感じの絵柄です。

 

1914年カナダの中の小さな町です。
大正3年。第一次世界大戦まっさかりです。

 

ゴーガンダ湖というものがあるらしいです。
カナダの五大湖の少し(地球規模でいくと少しじゃないですけど…)上のあたりでした。

 

 

開拓時代は少し抜けた頃のようですが、地方の暮らしにはあまり変わりはないでしょう。
映画で見るような、小さなホテルでの昔の様々な暮らしが、繊細な線画によって描かれています。

 

お料理やお掃除の様子、薪を集めたり、壁の修理をしたり、全てが手作業です。

 

 

ホテルの1階は大きな食堂
2階は個室の客室
3階は、二段ベッドがたくさん並んだ、雑魚寝のような場所です。

 

ホテルのこういう所って、戦争中には野戦病院に使われたりもするんだろうな。

 

どちらかと言うと、昔の風俗を表したテレビやドラマなどで野戦病院に使われているようなそういう並び方です。

 

雑魚寝の大部屋では、各々が好きなことをしています。
本を読んだり、何か書き物をしていたり(手紙のようです)、中央のテーブルでは、トランプをやっています。
(ポーカー?ブリッジ?)

 

ホテルのまわりは、スギやマツ、ポプラやバルサムの木がしげる深い森でした。アントニオが森に入っていくと、オオカミの群れがシカを追う声が聞こえ、キツネがネズミにとびかかったときの足あとも見つかりました。クマやヘラジカ、イタチがいたこともわかりました。

 

 

動物は姿は見せません。
人と交わることはないのです。

 

 

ある日大変な山火事が起きました。
今も時々ニュースで、大陸のあちこちで起きる、大規模な山火事のニュースを見ることがあります。

 

火は怪物のようにほえたて、パチパチ火花をまきちらし、あたりはものすごいあつさになりました。

 

全ての人が湖に入り、膝から肩あたりまでを水に浸しながら、火事がおさまるのを待ちます。
待つことしかできません。
そのとき、森の方から次々に動物たちがやってきましした。
ありとあらゆる動物たちが、人間と同じように湖に入ってきたのです。

 

オオカミがシカのとなりに、ウサギがキツネのそばにいます。人間とヘラジカも、からだがふれるほど近くに立っています。

 

一瞬だけ、敵も味方もなく、種類もなく、全ての垣根が取り払われる。

 

生きて動いている動物はみな、ひとつになって、静かに湖の中に立っている。

 

作者のおじいさんが実際に遭遇した、不思議な体験を描いています。

 

繊細な絵とともに、とても不思議なその体験がまるで実際に見てきたかのようにすっと入ってきて、静かな感動を呼び起こしました。

 

 

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シートン動物記 オオカミ王ロボ
姫川 明月 (イラスト), シートン (その他), 越前 敏弥 (翻訳)

強くかしこいオオカミ王ロボ。ちょっとマヌケだけど、ご主人さま大好きな犬のビンゴ。お母さんも兄弟も死んで、ひとりぼっちで生きるクマのワーブ。ウサギの親子、モリーとギザの冒険の日々…… 感動の名作4編。

 

 

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シートン動物記
アーネスト・トムソン・シートン (著), 清水 勝 (イラスト), 阿部 知二 (翻訳)

するめすオオカミのブランカを助けようとして、ついに、わなにかかったおおかみ王「ロボ」、あわれなみなしごから、たくましい森の王者に成長する『ハイイログマの一生』など、大自然にくりひろげられる、動物たちの愛と戦い、かなしみを、生き生きとえがく動物文学の傑作4編をおさめました。

 

 

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シートン動物記 全8巻+別巻 9冊セット
アーネスト・T・シートン (著), 増井 光子 (著), 藤原 英司 (翻訳), 木村 しゅうじ (イラスト)

きびしい自然の中でたくましく生きる動物たちをやさしく見守った、野生動物保護の父シートン。少年少女向けの珠玉の名作46編と別巻の『シートン伝記』をおさめた決定版のセットです。進級進学のプレゼントにピッタリ!

 

 

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新訳 赤毛のアン
ルーシー・モード・モンゴメリ (著), 羽海野 チカ (著),
木村 由利子 (翻訳), おの ともえ (イラスト)

 

 

 

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赤毛のアン
L・M・モンゴメリ (著), 松本 侑子 (翻訳)

美しいプリンス・エドワード島で愛されて成長していく少女アン。幸福感あふれる名作の日本初の全文訳。

 

 

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赤毛のアン
ルーシー・モード・モンゴメリ (著), 村岡 花子 (翻訳)

大きな眼にソバカスだらけの顔、おしゃべりが大好きな赤毛のアンが、夢のように美しいグリン・ゲイブルスで過した少女時代の物語。

 

 

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青い鳥文庫 赤毛のアン
L・M・モンゴメリ (著), HACCAN (イラスト), 村岡花子 (翻訳)

2014年朝の連続ドラマ主人公村岡花子さんが児童に向けた抄訳版の赤毛のアン。日本で広く知られている『赤毛のアン』というタイトルを思いついたのは、翻訳者である村岡花子です。第二次世界大戦中、防空壕に原稿を持ち込むなど苦労を重ねながら『アン・オブ・グリン・ゲイブルス』の翻訳をすすめ、戦後、1952年(昭和27年)、日本の読者にようやく紹介することができました。

 

 

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10歳までに読みたい世界名作1 赤毛のアン
ルーシー・M・モンゴメリ (著), 村岡 花子 (翻訳),
横山洋子 (その他), 村岡 恵理 (その他)

孤児院から、男の子を引き取ろうとしていたマシュウとマリラのもとに、間違えて連れてこられたやせっぽちの女の子アン。赤毛といわれるのが大嫌いで、想像力がとても豊かな女の子。そんなアンが、はらはらするような出来事を経て、成長していく物語。

 

 

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レッド・フォックス
チャールズ・G・D・ロバーツ (著),
チャールズ・リビングストン・ブル (イラスト), 桂 宥子 (翻訳)

家族を守るために猟犬と闘い、その牙にかかって息絶えた勇敢な父ギツネ。その命と引き替えに救われた巣穴の子ギツネたちの中で体力、知力ともにもっとも優れていたのが、雄の赤ギツネ“レッド・フォックス"でした。やがてレッド・フォックスも父となり、家族を守るためさまざまな困難に立ち向かいます。カナダ東部の未開の荒野を舞台に、そこに暮らす野生動物たちの営みをダイナミックに描いた作品です。

 

 

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白い牙
ジャック・ロンドン (著), 白石佑光 (翻訳)

自分以外のすべてに、彼は激しく牙をむいた。強さ、狡猾さ、無情さ……彼は生き延びるため、本能の声に従い、野性の血を研ぎ澄ましてゆく。自分の奥底にいまはまだ眠る四分の一のイヌの血に気づかぬままに――ホワイト・ファング(白い牙)と呼ばれた一頭の孤独な灰色オオカミの数奇な生涯を、ゴールドラッシュ時代の北の原野を舞台に感動的に描きあげた、動物文学の世界的傑作。

 

 

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野性の呼び声
ロンドン (著), 深町 眞理子 (翻訳)

ゴールドラッシュに沸くカナダ・アラスカ国境地帯。ここでは犬橇が開拓者の唯一の通信手段だった。大型犬バックは、数奇な運命のもと、この地で橇犬となる。大雪原を駆け抜け、力が支配する世界で闘い、生きのびていくうちに、やがてその血に眠っていたものが目覚めはじめるのだった。苛酷な大自然を力のかぎり生きぬく犬たちの誇り高き生命の物語。20世紀初頭、アメリカで国民的な人気を博したジャック・ロンドン出世作

 

 

赤毛のアンシリーズは、原文がグーテンベルクで無料公開されています。

 

www.gutenberg.org

 

 

「プロジェクト・グーテンベルク」
http://www.gutenberg.org/ebooks/author/492

 

プロジェクト・グーテンベルクについて
Wikiの説明ページ

プロジェクト・グーテンベルク(Project Gutenberg、略称PG)は、著者の死後一定期間が経過し、(アメリ著作権法下で)著作権の切れた名作などの全文を電子化して、インターネット上で公開するという計画。1971年創始であり、最も歴史ある電子図書館

 

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