~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

キプリング「ジャングル・ブック」 あなたの推しを見つけよう

ディズニーは良書を多数アニメ化していますので、とっかかりには大変良いです。

ちょっとギャグすぎるのが難点ですが…

 

ジャングル・ブック
ラドヤード・キプリング (著), 五十嵐 大介 (イラスト), 三辺 律子 (翻訳)

オオカミに育てられた少年、モウグリは、ヒグマのバルーや黒ヒョウのバギーラに見守られ、ジャングルのおきてを学びながら、すくすくと成長していく。宿敵のトラ、シア・カーンとの対決など、さまざまな冒険を切りぬけ、ジャングルの主になったモウグリだったが、やがて春がおとずれ……。キプリングによる古典的名作。新訳。

 

 

個性豊かな動物たちが多数登場しますが、ディズニーのアニメの印象と違って、皆さんたいへんえらそうでクールです。

おすすめキャラは、やはり黒豹のバギーラです。
(原作のスペルではBagheera the Black Panther)
むちゃくちゃカッコいいです!!

バギーラという名前もかっこいいです、することもかっこいいです。
しなやかで美しい外見もかっこいいです(想像)

お気に入りのキャラが一人(人ではないですが)いると、物語にはまれて楽しいです💗

やはり、推しは必要ということですね。

(大変古い話で恐縮ですが、個人的にバビル二世のロデムの元キャラはバギーラではないかと勝手に推測しています)

参考までに

www.google.com

 

熊🐻のバルーは癒し系です。(Baloo, the sleepy brown bear)

悪でも善でもない、神秘的なニシキヘビ🐍のカー。

悪役の虎、シーア・カーン(Shere Khan)はさすが悪役の面目躍如です。

人にもっとも近く、もっとも軽蔑されている猿の一族のバンダー・ログ。

キャラが立っているので、アニメや漫画にしたがる人たちの気持ちもわかります。

が、ここは、頭の中で想像するからこそ、かっこいいのだ!と主張したいと思います。

主人公のモーグリを群れに迎え入れた、オオカミのリーダー、アケーラもかっこいい!

モーグリは、大きくなるとオオカミの兄弟たちと行動を共にして人々の中に姿を現したりしますが、このあたりはもののけ姫を思い出させます。

すぐれた作品は、後の作品にオマージュとして様々な形で登場します。 

このような箇所を発見するのも、名作を読む楽しみの一つです。

 

こちらは無料の原作(英語版)です。

www.gutenberg.org

こちらは、Project Gutenbergという海外サイトで、著作権切れの名作をさまざまな言語で読むことが出来ます。

キプリングジャングル・ブックは読みやすい方だと思いますので、ぜひ挑戦されて下さい。

www.gutenberg.org

(アリスやピーターラビットなど、名作が絵付きで読める所も魅力です💖)

 

日本語版とあわせて、読み進めると良いかもしれません。

中学生・高校生にとって、筋も面白く、英語も学べるという、まさしく一石二鳥の古典名作です。

Amazon>>ジャングル・ブック

絵本ナビ>>ジャングル・ブック

 

 

 

 

 

whichbook.hatenablog.com

 

 

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