道徳と哲学、読解力の先にあるもの
心をこめて紹介しすぎて、力が尽きてきました。
どれもこれもあまりにも名著なために、こんな陳腐な言葉ではとても言い表せない…!と試行錯誤しすぎました。
もうちょっと気軽に投稿すべきなのか?
それとも、これは、日々の日常も投稿するべきなのか…?
という気持ちになりました(笑)
そして、はてなシステムに慣れていないので
☆を頂いてこれはいったいどーすればいいのか?がさっぱりわかりません。
つけて下さる方、本当にありがとうございます!!
なかなか更新できずすみません。
気持ちを新たに頑張ります。
次は加古里子さんの「きんいろきつねのきんたちゃん」にしようと思っています。
とても大切なニュースだと思いましたので、ご紹介します!
この記事は、今学問の場から忘れ去られがちな倫理学や哲学について、語っていました。
でも倫理って、センター試験の受験科目としてはあるけれど、国公立大学の二次試験でも私大入試でもほとんど入試科目になっていません。だからセンター倫理の受験者数も、日本史や世界史と比べると格段に少ないんですね。
これはすごくもったいない。高校倫理には、西洋思想のみならず、宗教も東洋思想も入っています。いわば哲学・思想の入門科目なのに、学んだことのある人は日本の成人人口の中でもごく一部。『試験に出る哲学』を書いたのは、もっと多くの人に倫理という科目を知ってもらいたいという動機もありました。
古川:まったく同感ですね。これも『大人の道徳』に書いたことですが、「近代社会」、とくに「民主主義」というものが成り立つためには、その担い手である市民一人ひとりが、理性に基づいて論理的に考えることの訓練を受けなければなりません。民主主義にはどうしても哲学教育が必要なんですね。
「空気を読まない」哲学が学校や企業を救う理由
3/7(木) 8:00配信 東洋経済オンライン
この後に、フランスでは哲学が必修であるというエピソードがご紹介されていますが、 まあ、日産のゴーン社長の騒ぎを見る限り、必ずしも立派な倫理観が育まれるとは考えにくい…とも思います。
しかし、哲学・倫理学を必修とするのには賛成です。
今、あまりにも足りなくて、あまりにも忘れ去られがちだからです。
日本には東洋哲学があるではないですか!
哲学は決して、額に皺を寄せたおじいちゃんが「いかに生きるべきか…!?生か死か?それが問題だ!」などと考えるものではなくて、今を生きるためのものです。
というのは、哲学というのは、やはり最終的には「生き方」に関わるものだと思うんです。自分自身の生き方。自分が何を大事にして生きていくのか。家族や友だちや恋人とどういうふうに関わっていくのか。会社や社会や国家に対して、どういうふうなスタンスで生きていくのか。そういうことを考えるのが、僕は哲学をするということだと思うんです。
例えば、若い人が会社でまったく使い捨てのモノのように扱われて、「俺の人生はいったい何なんだ」と思うようなことがありますよね。そういうときに、まさにそういう問題をこそ、真剣に徹底的に考えた哲学者や思想家が、過去にたくさんいるわけです。そういう哲学や思想を勉強することによって、自分が今どうしてこういう状況に陥っているのか、それはどこがどう間違っているのか、そういうことが論理的に解き明かされていって、それが自分の生き方や社会のあり方の模索へとつながっていく。哲学を学ぶ場を、そういう場へと発展させていければというふうに私は思っています。
「空気を読まない」哲学が学校や企業を救う理由
3/7(木) 8:00配信 東洋経済オンライン
このような学問や知識の体験なく、大人になってしまった場合にもっとも危険なことは、満たされない思い「俺の・わたしの・僕の人生は!?」という疑問に、するするっと入り込む宗教の危険性です。哲学、倫理学、心理学、宗教学は実に紙一重であり、ヨガがオウムの入口になってしまったように、あらゆる方面から誘惑の手を伸ばしてきます。
人生に落とし穴はじつにたくさんあります。
そんな時に、一歩踏みとどまる健全な思考力を養うのは、読解力をおいてほかにありません。
(何かに傾倒しそうになったとき、またそれが当たり前のように存在することに対し、まずちょっとだけ踏みとどまり、疑問を抱くことを広めたのはデカルトです)
何も小難しい哲学書だけに限りません。
語り継がれてきた名著の中には、無数の「生き方」が散りばめられています。
その「経験」を得ること、結果的に自分ならばどうするかと考えることが、「どう生きるか」につながっていきます。
また、ある種類の「まっとうさ」「健全さ」 のロールモデルも提供すると同時に、そのモデルからはずれざるを得なかった人の存在と理由までも教えます。
この経験は大変重要なことです。
いつ、その「あるべきモデル」からはずれる落とし穴が訪れるのか、誰一人わかりはしないからです。
このような経験を与えてくれる読書は素晴らしいのみならず、必ず後世に伝えていかなければならない大切な財産です。
読解力は、テストを解くためだけに存在するにあらず。
そのためにも、読み聞かせによってせっかく培われた読書への芽を、絵本から一歩すすめて「本を読む」所に押し上げる努力を、欠いてはならないと思います。
次にご紹介するのは
~虚飾の世界に対する眼差し~「きんいろきつねのきんたちゃん」加古里子さん
です。
さてなかなか更新できないし…ここは、大人の本の紹介も入れよっかな~。
どうしよっかな~。
唐突にどうした?という感じでおちなく終わります。
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