今日の一冊「しろくまちゃん ぱんかいに」
今日、ご紹介するのは絵本です。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
今日の一冊
しろくまちゃん、今日はお母さんとおつかいに。我慢することの大切さが、子どもの心にすとんと落ちるのは、それがあくまでもさらりと表現されているからなのだろう。 お店に行く途中でポストに手紙を投函したり、車に驚いたりと、買い物の様子だけでなく行き帰りの道のりや、家についてからの様子もきちんと描かれている。テーブルにずらりと並んだ買い物の成果を見て、それがどんな料理になるのか、子どもと一緒に想像してみるのも楽しい。(門倉紫麻)
何をいまさらな大ベストセラー「こぐまちゃん絵本」です。
子供たちも大人たちも一番大好きなのはやっぱり「ほっとけーき」!
なのですが、ここはひとつ、別のしろくまちゃんぱんかいにをご紹介してみます。
というのも、読みきかせですごくウケが良いというか、個人的にわたしが得意としているのがこの「ぱんかいに」なのです。
こぐまちゃんがやんちゃな男の子、しろくまちゃんはちょっとおませな女の子なのですが、こどもたちは自分が男だから、女だからという視点があまりありません。
男の子も「しろくまちゃん ぱんかいに」はすごく楽しんでくれます。
しろくまちゃん、お母さんと一緒に楽しくお買い物するのですが、途中で三段重ねのケーキを発見!
欲しいとねだるのですが、当然買ってもらえません。
このときの
おかあさん おかあさん
おおきな けーき
から
おかあさん これ かって
かってよ
ねえ かって
この三行を、読むにしたがって緊迫感を上げていきます。
買って💖
えっ普通買うでしょ?💦
え?なんで買ってくれないの!?💢
という感じで、次のページへ行き…
おかあさんの けちんぼ
これを涙ながらに思いっきり泣きそうな感じで読むと、みんなとても笑ってくれます。
さらに次のページでは子供あるあるで、もうすうっと忘れているので、ひきずることもありません!
でも、読みきかせはほんとうに出会いであり、それぞれの人の個性があるので、それぞれのかたの読みやすいように読んでいただくのがきっと一番だと思います。
あくまで一例は、ということです💦
「こぐまちゃんおやすみ」
うんちが出てくるので大人気です。
トイレに入る前のページから、さてくるぞ、と構えている子供たちの顔が笑えます。
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