~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

今日の一冊「もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう」

今日、ご紹介するのは絵本です。

 

>力をこめた紹介記事☆超絶☆名作

>今日の一冊 軽くご紹介

 

 

 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

今日の一冊

 

もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう

土屋 富士夫 (著)

ブラティスラヴァ世界絵本原画展入賞 おしっこしたい! とトイレに飛びこんだ男の子。ところがトイレは工事中。あわててほかのトイレを見つけたけれど、こんなのひど~い! 最後の最後まで思いもかけない話の展開にハラハラドキドキ。おしっこを我慢したことのある人みんなにささげます!

 

 

低学年、読み聞かせの定番中の定番です。

 

いつ見ても、誰かがこの本を選んでいるというほどよく読まれています。

 

下ネタなので子どもは喜びますし(まったく子どもは…)、それにやはり低学年ではおもらししてしまう子は定期的に現れますので、そういう意味でもよい作品です。

 

「もし、お友達が我慢できなかったりしても、そんなときはこの本を思い出して…。からかったりしないであげてね」とひとこと言い添えるかたもいらっしゃいます。


さて、トイレを我慢できそうもない、ひでくんは、トイレを探してかけまわっていますが、周囲の様子が変です。
どこに行っても、ひで君に合う(!?)トイレがありません。

 

キリンは高すぎるし、次はこうもりのトイレ!?
キリン→こうもり→がいこつ→妖怪!?
どうもおかしいです。

 

ひでくんがどんどん切羽詰まっていくごとに、雲行きがあやしくなっていきます。
面白いのが、ここでおとなは(夢だな…)(夢オチだな…)と気付くのですが、子どもは割と気付かないままです。
(気付く子ももちろんいます(笑))

 

「えーどうすんの」
「どうなっちゃうの!」
「やっばいじゃん」
とそのまま受け取ってくれます。

 

顔つきまでだんだん、自分がおしっこを我慢しているかのような深刻な顔になっていくのが実に面白くて…。
あの顔が楽しくて読む、なんて言われるかたもおりました。


そしてファンファーレ!
ラストのおちがまた不安をそそる終わり方なのですが、
あー
すっきり!
のページはこっちまでスッキリしてしまう迫力です。

 

 

 ◇


うちの読みきかせボランティアでは、お母さんがお子さんの様子を見たくて学校に行きたくてされるので、自分の子どもがいる学年を選びます。
低学年の方が反応もよく、読みやすいので低学年は人気です(笑)

 

そして、自分の子どもの学年が上がるにつれて、担当の学年も上がっていき、最後は難しいと敬遠されている高学年をもつことになります。

 

しかし、学校生活を六年間通してさいごの方になると、クラス替えもあることですし、ほとんどその学年の子どものキャラや名前、友達関係も覚えてしまうことになります。そうなると、自分のもった学年の子どもたちへの愛着はひとしおです。

 

そして、ボラを続けたいと言われるかたがたも、また1年生から通してある学年の子どもたちに向き合うことが多いです。

 

そんなとき、「もっちゃう もっちゃう もうもっちゃう」は、
昔読んだことを覚えていてくれるだろうか。
子どもの頃のことを思い出した気持ちを伝えるためにもう一度読もう…。

 

などという気持ちにさせてくれる本です。


何かのストレスや、成長により、おもらししてしまうお子さんは高学年でもいるので、あえて高学年でもう一度読む、というかたもいらっしゃいます。

 

おしっこ行きたーい!もらしちゃう~!という気持ちを思い出してもらうために…。

 

 

 

 

 

こちらの「おしっこちょっぴりもれたろう」も、おもらしにやさしい絵本です。
もう少し低学年...幼年期のお子さん向けかもしれません。
(前も紹介した気がします。どんだけ好きなんだって感じです)

 

おしっこちょっぴりもれたろう

ヨシタケ シンスケ (著), ヨシタケシンスケ (イラスト)

ぼく、おしっこちょっぴりもれたろう。おしっこをするまえかしたあとに、ちょっぴりもれちゃうから、いつもお母さんにおこられる。でも、いいじゃないか。ちょっぴりなんだから。 ヨシタケシンスケのユーモア絵本。

 

 

 

 

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