~珠玉の児童書~

~珠玉の児童書の世界~

学校で塾で、読解力を身に付けるには本を読め、と言われる。ではいったい、どの本を読めばいいのか?日本が、世界が誇る珠玉の児童書の数々をご紹介。

今日の一冊「とこちゃんはどこ」

 

今日、ご紹介するのは絵本です。

 

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今日の一冊

 

とこちゃんはどこ

松岡 享子 (著)

赤い帽子と青い半ズボンの元気な男の子、とこちゃん。市場でお母さんがおしゃべりしているまに、とことこかけだして、どこかへいってしまいました。人ごみの中をさがしていくと、ああ、いたいた! 動物園、浜辺にお祭り、デパート……人ごみにまぎれたとこちゃんを探そう! 絵さがしの絵本の元祖ともいえる、子どもの大好きな絵本です。

 

ざっくり言ってしまえば、日本版ウォーリーを探せなのですが、とにかく絵がとってもかわいいです。

ウォーリーよりも人数が少ないので、幼児向きです。

また、ウォーリーと違って、なぜ探すハメになったのか、ちゃんと理由付けがしてあります。

 

ご家庭での読み聞かせにはたいへんむいていますが、教室での読み聞かせにはちょっと向かないかもしれません。

一度やったことがありますが、子供たちがみんな前に乗り出してやってきました。

見える子、見えない子の差が出てきてしまうので、押し合いへし合いになってしまいます。

(「大丈夫、見える、見えるよ!」と言ってくれましたが...)

 

...要は、とこちゃんは目が離せないかわいらしいよくあるクソガキということです。

 

お祭り、海のビーチ...などなど、いかにもあるあるなシチュエーションが並び、思わずうなずいてしまいます。

 

そして疲れ切ったお父さん、お母さんの姿が哀愁をさそいます。 

世の中のパパさん、ママさん、本当にお疲れさまです。

 

 

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