今日の一冊「大造じいさんとガン」
今日、ご紹介するのは児童書です。
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今日の一冊
老狩人と誇り高いガンとの心あたたまる交流を描いた表題作のほか「熊野犬」など、野生の動物たちを生き生きと描いた珠玉の13編。
「ブログに『大造じいさんとガン』は出さないの?」
「いや教科書に載ってるよね。みんな知ってるからいいのでは」
「いや、出せや。いい話なんだから」
そうですか。
息子くんの意見でした。
じゃあ、「大造じいさんとガン」の内容の方は、娘の方に説明してもらおうか…。
「おじいさんがね!残雪っていうガンのリーダーにね!とっておきのしかけをするの。じいさんがしかけをかけてね、ひとりだけ捕まった!」
(一羽ね…)
「じいさんね、そいつを長年生かしておいたの。そいつを利用して、残雪を捕まえてやろうと思って。でもずっと飼われてたから野生の本能が鈍くなってたのか鷹に襲われたの!そしたら残雪がまっすぐに飛び込んでって、死に物狂いで戦って、大造じいさんのがんはいきのこったんだけど、ざんせつは…ざんせつはね…!!!」
力が入ったご紹介をありがとうございます。
ほとんどしゃべってしまってごめんなさい。
こどもたちにどんな本だった?と聞くと、面白い視点から教えてくれることがあります。
椋鳩十は本当に動物の表現が愛に満ちていて表現がすばらしいです。
わたしは「マヤの一生」が大好きです。
とても悲しく、苦しい物語ですが好きです。
つらいけれど好きな話というのがあります。
こんな動物にとっても、動物を愛する人にとっても苦しい物語を、動物を真に愛する人が書いたということに意味があるなと思います。
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