大人が読む児童書
この学校では、女子と男子は別クラスで分けられています。時代を感じます。そして、女子ターンが格段に面白いです。
もう、全篇がすべてネタです。ネタ満載です。
母が妹と楽しく読書だ本だとキャッキャとやっているのを、兄のなご助くんは一体どう見ているのだろうか。
これまでの記事から、このブログで今までおすすめした本を、ランダムでピックアップしてみました。
ファージョンの作品の特徴は、途中に入っている、詩の美しさです。
ファージョンの本について語るのがとても楽しいです💖
サンゴのような目に、みどり色をした子ネコ!すごく神秘的です。
ジムは年取った船乗りです。街角のポストのそばに置いてあるみかん箱にいつも座っているので、「町かどのジム」と呼ばれています。
読め読めと言って言われて読んだよりも、「自分で探し当てて、自分で読んで感動したと思った」という感動はやはり、特別のものであるようです。
姫は魔法を駆使して地下世界の方マホッフヘルチェの裏をかきました。手に手を取って逃げるイアン王子、ヒヤシンタ姫、ヨーストの三人です。
「月をもう一度青くしてほしい」と望んだヨーストの前に、不気味な人影が現れます。
何を紹介しようか。悩んでいると妹子がこれをすすめてきました。
訳されたのは渡辺茂男さん。平易でユーモラスな、すばらしい語り口の翻訳者さんです。
小さい頃に、読み飛ばしていた「ねこの説明」をきちんと読んでみました。
ねことの友情が、エルマーを不思議な冒険にさそいます。
この本の魅力は、シルヴァーとジムの奇妙な関係です。
戦いの描写が、その場にいたんかい!というほどリアルです。弾が飛んでくる音まで聞こえそうなほどです。
シルヴァーの恐ろしさが身に染みるのは、どちらかというと大人になって読んでいる今の方です。
今更の宝島です。でも、本当にしっかり最初から最後まで、再読したことがあっただろうか?
次第にわかってくるのは、このお話は写楽のお話だったということです。
絢爛豪華な文化芸術が、ミステリーな事件と、追われる子供たちの話のところどころにはさまれていて、まるで絵巻物を見ているかのようです。
江戸時代に飛ばされたのみならず、性別も入れ替わった。 そして出て来る女の子…!
「狂言」に興味を持つことになった思い出深い一冊です。
森の中に住んでいる貧しいマローンおばさん。ある寒い冬の夜、スズメが1羽やってきました。
子供が子供として手に取ることをしない児童書を、児童の棚だけに眠らせておくのはもったいないです。
ヒキガエル君、夢中になるとあとさき何も見えなくなり…。あれやこれや、めちゃくちゃをやらかします。
読み進めるにつれて、文があまりにも美しくてうっとりとやめられず、最後まで読み切ってしまいまいました。
これを、「今の子どもたち」に読んでもらおうとすると、なかなかのひと努力を必要とする気がします。
これをおすすめして大好きだと言ってくれた子どもたち、読んでくれてありがとう、ピッピを好きになってくれてありがとう、という気持ちになりました。
ピッピがいじめっ子やおまわりさんと大立ち回りをやる回は、とてもわかりやすく面白いのですが、私はこの、「ピッピ、学校に行く」の巻が大好きです。